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■目的
WindowsXP同等のDesktop環境をFedora7で構築中です。
第13回目はCanonMP600複合機をWinPCを介してリモート接続し共有します。
■環境条件
PC:ThinkPad X60
Linux:Fedora7
Printer:Canon MP600 インクジェット複合機(USB接続)
接続:WinXPのPCを介してリモート接続
■準備
(1)Linux用Driverのダウンロード
fc6用に提供されているPrinter DriverをCanonのサイトよりダウンロードします。
cnijfilter-common-2.70-1.i386.rpm
cnijfilter-mp600-2.70-1.i386.rpm
MP600用のLinux用Printer Driverサイトはこちら
(2)libxmlのインストール
libxmlが未インストールの旨を表示するのでパッケージマネージャで事前にインストールします。
■Driverのインストール
ダウンロードした2つのRPMパッケージをインストールします
インストールが終わったらcupsを再起動しておきます。
# rpm -ivh cnijfilter-common-2.70-1.i386.rpm
# rpm -ivh cnijfilter-mp600-2.70-1.i386.rpm
# service cups restart
■プリンタ設定
(1)準備事項
今回はWinPCを介してMP600をリモート接続するので、WinPC側で共有設定を終了させておきます。
共有結果を見てWorkgroup/Server名/printer名を記録します。
■プリンタの設定
[システム][管理][印刷]を開いて[新規]で新規プリンタを追加します。
プリンタ名を入力した後、接続の選択=Windows Printer via SAMBA でWinPC側の情報を入力します。
以下のPPDを指定します。
/usr/share/cups/model/canonmp600.ppd
これでローカルプリンタにMP600が追加されます。
プリンタが電源onでテストプリントに成功すれば設定完了です。
■印刷
アプリケーション側で[ファイル][印刷]を開いて印刷します。
■結果
fc6に提供されているドライバを使い、Fedora7でMP600のリモート接続での利用を可能にしました。
用紙トレイやサイズの設定をみるかぎりリCDダイレクト印刷はサポートされていないように見えます。
MP600をUSBで直接接続する設定についてはDriverダウンロードに付属の説明書を参照ください。
直接接続の場合Printer、スキャナともにFC6用にドライバが提供されています。