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■目的
 現在アップロード中のフォトサイズは転送データの容量優先で、ディスプレイ上での編集結果として出力されておりフォト印刷の解像度までは配慮されていません。
 画像サイズをクリアにするとともに、L版サイズ印刷の場合に必要な画像サイズとデジカメ画素数を割り出します。

■スナップフォト作成の概要
 スナップ写真撮影は迅速さが要求されるのでサイズや構図など気にせず撮影後の画像カット編集を前提にします。
 使用中の光学12倍ズーム/200万画素デジカメのプリセット設定を以下に示します。
  記録画素数: 1600*1200 スポットモード: on ISO感度: Auto 手ぶれ補正: on オートフォーカス: シャッタ
 撮影時毎に実行する事項は以下です。
  設定: ズームおよび露光ポイント

■編集
 現行で実施の撮影後の編集は以下です。
 (1)75%/50%カット編集
   スナップ撮影の場合目的の被写体がフレームサイズより小さめになるのでほとんどの場合カット編集します。
   カット編集しないで済むケースは全体の10%以下です。
 (2)50%縮小..
   経験的に、同じ解像度の画像なら、縮小された画像のほうが解像度が向上しているように見えます。
   Webにアップロードの場合、ファイルサイズを最適にするためにも縮小がかかせません。
 

■縮小率と精細度
 縮小後の画像サイズと元画像に対する画素数の縮小率と精細度は以下になります。
  ケース1 ケース2
カット編集 75% x75% 50% x50%
縮小 50% x50% 50% x50%
画素数減小率 1/7.1 (約1/8) 1/16
画像サイズ 600 x450 400 x300
精細度xL版印刷 120dpi 80dpi
■結果
 編集後の画像サイズはケース1で600*450、ケース2で400*300、縮小率はそれぞれ1/8、1/16になります。
 編集後の画像をL版(89*127mm)で印刷の場合の精細度はケース1で120dpi、ケース2で80dpiです。
 L版印刷で人の目同等の解像度300-400dpiを得るにはケース1で現行(200万)の4-8倍画素数のデジカメが必要になります。
 結果的に上記のような編集を行っている使用環境ではギガピクセルのデジカメのメリットがあるようです。
 印刷の解像度を考慮して将来的にはフォトサイズは800*600または1280*960サイズにアップ予定です。
 
*参考:用語:画素数:
  日本電子機械工業会(EIAJ)規格..現在は電子情報技術産業協会(JEITA)..では、RGB3点をまとめて1画素としています。

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