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■目的
Windows11 23H2から24H2へのUpdate失敗(0x8007001f)に対応します。
■現象
Windows Updateでver.23H2から24H2にUpdateで正常終了に見えても、23H2のままです。
[更新の履歴]を見ることでUpdate失敗ERROR CODE : 0x8007001Fを確認できます。
■対応
Web関連情報から、不要なユーザIDのレジストリキー削除を試します。
具体的にはWMICコマンドにないユーザIDがレジストリに登録なら削除します。
削除後の再アップデートで解消です。
- cmdコマンドでプロンプトを開きWMIC useraccount get name,sidを実行します。
- レジストリ編集アプリregeditを開き
HKEY_LOCAL_MACHINE /SOFTWARE /Microsoft /Windows
NT /CurrentVersion /ProfileListを表示します。S-1-5-21-で始まるSIDを比較してWMICに存在しないSIDのレジストリーキーを
削除します。ここでは1002と1004が削除対象となります。
- 対象の[ユーザレジストリキーを選択][右クリック][削除]でキーが削除されます。
- 削除後のアップデート再試行で解消です。
■結果
- 23H2から24H2へのUpdate 失敗(0x8007001f) に対応しました。
- Updateに失敗しても正常に見えるので、失敗は[更新の履歴]を見て判明です。
- 解消するには、不要なユーザIDのレジストリキーを削除します。
- 不要なユーザはWMIC useraccount get name,sidコマンドとの比較によります。