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       ■目的
      余ったM.2 SSDをUSB接続ポータブルディスクとして活用します。
      M.2 ケースと PCIe3.0 NVMe SSDの組合わせで最大1GB/sの高速転送を実現です。
      
      
■M.2 ケース
      使用するケースはUgreen M.2 NVMe SATA SSD Enclosure Adapterです。
      M.2 NVMe /SATA SSDを内蔵できるヒートシンク付きモデルでUSB3.0 Gen2対応です。
      
 Ugreen M.2 NVMe SATA SSD Enclosure
        Adapter のページはこちら
 Ugreen M.2 NVMe SATA SSD Enclosure
        Adapter のページはこちら
       
      
        
          
            | 項目 
 | 内容 
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            | OS | Windows /Mac /Linux | 
          
            | USB | Interface: USB-C (USB3.2 Gen2 /10Gbps) Protocol: UASP (USB Attached SCSI Protocol)
 * TypeC /TypeA変換ケーブル付属
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            | SSD | Type: M.2 NVMe /SATA Key: M /M&B
 Size: 2230 /2242 /2260 /2280
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            | その他機能 
 | Trim /S.M.A.R.T /Auto Sleep 
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      ■組込み
      今回はmax 2.5GB/s転送速度の950Pro M.2 /PCIe3.0 SSDをケースに組込ます。
      組込後必要があればPC接続後フォーマットします。
      SSDをケースに組み込みの手順です。
      
 
      
        
          - 本体を保護しているシリコンゴムカバーを外します。
- ねじ止めのヒートシンク付きカバーを外してSSDをM.2ソケットに差込みます。
- 固定ナットでSSDを固定してシリコンパッドをSSDに貼り付けます。
- ヒートシンク付きカバーとシリコンゴムカバーを元に戻します。
 
      ■性能
      CrystalDiskMarkでの転送速度はUSB3.2 Gen2の理論値に近い1GB/sです。
      参考までに右は、同じSSDのPCIe3.0接続環境での実測値になります。
      
 
      ■UASPと転送速度
      UASP (USB Attached SCSI Protocol)はUSB接続ストレージのデータ転送高速化のための転送プロトコルです。
      動作してないと極端な転送速度低下の要因になります。
      
        現象:USB接続でSSDの転送速度が激減します..通常のUSBメモリと同じ40MB/s程度。
        原因:USBコネクタの挿入がゆっくりすぎるとUASPモードで動作しないようです。
        対策:USBコネクタをゆっくり差し込まないようにします。必要ならデバイスマネージャーでSSDが[USB接続SCSI(UAS)マスストレージデバイス]で動作している事を確認します。
      
       
      ■結果
      
        - M.2 SSDをUSBポータブルディスクとして再利用可能にしました。
- 使用したSSDケースはUgreen社M.2 PCIe NVMe SSD対応でPCとはUSB接続です。
- 転送速度は、USB3.2 Gen2接続でUSBメモリーの数十倍/最大1GB/sを実現です。
- 転送ProtocolにはUASP (USB Attached SCSI Protocol)を使用です。