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■目的
フレッツ光を転用し携帯とセット契約で料金低減と高速化を図ります。
転用先はIIJmioひかりで、高速化にはIPoEオプションを利用します。
■動作環境
インターネットへはAterm WG2600HS2 Wi-Fiルータから光対応ONUを経由します。
WAN側はIIJmioひかり/1GbpsでのPPPoE接続で、準備でき次第IPoE接続にします。
有線LAN接続の機器はコンバータに集約してWi-Fi接続でルータを経由します。
■IIJmioひかり
IIJmioひかりは、IIJによる携帯/光回線/プロバイダがセットのコラボサービスです。
IIJmioひかりへの転用とIPoEオプション(無料)で、コスト低減と高速化を実現します。
転用により契約がNTTからIIJに移動しますが回線はフレッツ光そのものです。
今回はONUとWi-Fiルータを継続利用できるので転用に伴う機器変更はありません。
IIJmio
ひかりのページはこちら
- セット契約によるフレッツ光料金低減
*初年度は-1,820円/月、次年度以降は-764円/月の低減です。
- IPoE(IPv4 over IPv6)接続によるIPv4速度低下回避
■転用手続
IIJmioひかりに変更するにはNTTフレッツ光からの転用手続きが必要です。
転用先ではIPoE接続が目的につき同時にIPoEオプションの申込みを行います。
今回は転用元でIPoEを利用中だと、その解約までサービス準備中となるので注意です。
利用中のISP(ぷらら)は転用に含まれないため個人での解約が必要となります。
NTT
東日本 転用承諾番号の取得はこちら
IIJmio
ひかりの申込手順はこちら
- 転用承諾番号の取得 (NTT東日本)
- IIJmioひかり (+ IPoEオプション)申込
- コンサルティング (契約内容確認や切替日の設定など)
- 機器設定/開通 ..今回は機器変更/工事なし
- 利用中のISP (ぷらら) の解約
■IPoEオプション
今回はIPoE (IPv4 over IPv6)接続にしてIPv4の回線混雑による速度低下を回避します。
IIJmioひかりのIPoE接続はINTERNET MULTIFEED 社のtransixサービスを利用です。
IPoEやtransixでは対応ルータが必要ですが利用中のAterm WG2600HS2をそのまま使えます。
IIJmioひかり/IPoE のページはこちら
AtermのIPoE対応ルーターの一覧はこちら
てくろぐ「IIJmioひかりの混雑の理由とバイパス手段」 2016/04/21
■ルータ設定
IPoE (IPv4 over IPv6)接続はルータAterm WG2600HS2の設定によります。
以下はクイックWeb設定での手動によるIPoEとPPPoEの設定内容です。
最終的にはPPPoEからIPoE (IPv4 over IPv6 : transix)での利用にします。
IIJmioひかりの設定情報はこちら
Aterm WG2600HS2 ユーザーズマニュアル
「transixモードでインターネットに接続する」はこちら
|
IPoE (IPv4 over IPv6) |
PPPoE (IPv4) |
基本設定 |
自動判定: OFF
動作モード: transix
|
自動判定: OFF
動作モード: PPPoEルータ
|
接続先設定 |
AFTR取得: 自動または手動設定
[手動設定時]
*AFTR設定法: FQDN設定
*AFTRのFQDN: xx.xxxxx.jp |
IPv4ユーザ名: xxxxxxx@xxx.xx.jp
IPv4パスワード: xxxxxxx |
■IPv4通信速度
混雑が想定される正月3日午後のIPoE(IPv4 over IPv6)とPPPoEの速度実測値です。
■結果
- フレッツ光からIIJmio ひかりへ転用してIPoE(IPv4 over IPv6)接続で利用中です。
- 接続料は初年度-1,820円/月、次年度以降は-764円/月の低減です。
- IPv4 over IPv6の速度は最低でも200Mbps台ながらやや期待外れです。
- 転用前の光対応モデムGE-ONUとルータAterm WG2600HS2は継続利用です。
- 転用元でIPoE利用だと解約が転用先IPoEのサービス開始条件になる点に注意です。