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■目的
Thunderbirdのprofileでメールを異なる保存先に移行します。
今回はOSクリーンインストール後にメールなどのデータを復元します。
■プロファイルとバックアップ
Thunderbird はメールやユーザー設定などの情報をプロファイルに保存します。
プロファイルを移行することでメールや設定情報などを復元できます。
移行のためにプロファイルのバックアップを行います。
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Support「Thunderbirdのプロファイル」のページはこちら
- Thunderbirdを開いていたら終了し、エクスプローラで %APPDATA%\Thunderbird\Profiles\を開きます。
- profileフォルダをコピーしてUSBなどにバックアップします。
最新verならフォルダ内にdefaultとdefault-releaseの2フォルダ存在します。Thunderbirdを起動し、[メニュ][ヘルプ][トラブルシューティング情報][プロファイルフォルダ /フォルダーを開く]で使用中のプロファイルを確認できます。
■プロファイルの移行
thunderbirdをインストールして移行元からプロファイルを移行します。
今回の移行先はデータ保護のためC:ドライブではなくD:ドライブです。
以下は移行のための手順サンプルです。
- Thunderbirdを開いていたら終了し、D:ドライブの移行先にバックアップしたprofileフォルダをコピーします。
- [ファイル名を指定して実行=thunderbird.exe -p]でProfile Managerを開きます。
- [新しいプロファイルを作成][名前=default1][フォルダ=移行先defaultの絶対パス]にしてdefault1プロファイルを作成します。なお移行元でdefaultプロファイルを使ってなければ作成不要です。
- 同様に[名前=default-release1][フォルダ=移行先default-releaseの絶対パス]にしてdefault-release1のプロファイルを作成します。
- バックアップ時に使用していたプロファイルがdefault-releaseならdefault-release1を、defaultならdefault1を選択して[thunderbirdを起動]で完了です。保存先がC:ドライブのdefaultとdefault-releaseプロファイルは後で削除です。
■結果
- プロファイルを移行することでThunderbirdのメールや設定を復元です。
- 今回は移行先をC:からデータ保護がより容易なD:ドライブにしています。
- 移行は新規プロファイル作成で対応し予想外にシンプルな手順になりました。
- 最新Verのthunderbirdにはdefaultとdefault-releaseの2つのプロファイルがあります。どちらを使っているかはトラブルシューティング情報で確認できます。