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■目的
PCを長く使っていると動作が重くなり作業効率が低下する問題に対応します。

■項目
速度低下要因と回復のための事項です。
[アプリ関連]
[ハードウェア関連]
[その他]
■対処法

①スタートアップアプリ

Adobe/iTunes/iCloud/SkypeなどPCと同時に自動起動されるアプリは増加します。
ウィルススキャン通知などを除いてこれらのほとんどはなくても支障ないので無効にします。
[設定][スタートアップ]
startup app

②バックグラウンドアプリ

バックグラウンドで実行するアプリを非許可にするか最小限にします。
[設定][プライバシー][バックグラウンドアプリ]
background app

③同期

ネットワークがビジー状態だと性能に影響します。
OneDrive/Google Drive/iCloudなど不要なクラウド間の同期を停止するか対象を最小限とします。
OneSrive

④未使用アプリ

未使用アプリでも常時起動やリソース消費に影響を及ぼすことがあります。
とくにウィルススキャンなどの試用版や未使用アプリはアンインストールします。
OneSrive

⑤ディスク空きエリア

ディスクの空きエリアが少ないとパフォーマンス低下となります。
個別の不要データ削除のほかにディスククリーンアップを実行します。
ディ スククリーンアップのページはこちら
disk cleanup

⑥ドライブ最適化

HDDの場合はファイルやアプリの削除を繰り返すと断片化により性能に影響します。
デフラグをスケジュール化して最適化が推奨です。
SSDの場合はデフラグ不要かつ寿命に悪影響があるのでスケジュール化や実行を回避します。
disk deflag

⑦視覚効果

アニメーション効果などグラフィック関連の処理はCPUリソースを消費します。
必要最小限にすることで性能低下を回避できます。
[コントロールパネル][システム/システムの詳細設定][パフォーマンス/設定]
visial

⑧タスクマネジャ

タスクマネジャでCPU/Memory/Disk/Networkなどの使用率の大きいアプリを特定できます。
ゲームなど使う予定のない関連アプリなどがあれば起動停止やアンインストールします。
TaskManager

⑨バックアップと復元

速度低下より以前のバックアップがあれば復元して回復します。
Windows 10では[バックアップと復元]を利用できます。
[コントロールパネル][バックアップと復元(windows7)][システムイメージの作成]
image backup

⑩SSD

SSD転送速度はSATA 3Gbpsタイプがmax300MB/s、6Gbpsでmax600MB/sです。
HDDの比較では3~5倍の速度になり性能向上を期待できます。
最近のサイズ自動調整サポートのコピーツールなら容量の小さいSSDへの移行も容易です。
交 換例:「HDD/SSD交換 HDM2017」のページはこちら
image backup
■結果
長期使用で性能低下による作業効率低下を回避する事項をリストアップしました。
要因はアプリ、ハードウエア、ネットなどによります。
性能低下回避のためには経験的に定期的なイメージバックアップ/復元の活用が有効です。

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