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■目的
mini-ITX環境でM.2 SSDの転送速度が仕様の1/3以下です。
kryoM.2 microヒートシンク追加により速度低下を回避します。

■ヒートシンク
今回、マザーボード背面のSSD冷却用にAquaComputer社kryoM.2 microを利用します。
kryoM.2 microはサイズ2280用の片面対応ヒートシンクです。
AquaComputer「kryoM.2 micro」 のページはこちら
Size: M.2 2280 (70x24x9 mm)
添付品:熱伝導サーマルパッド /絶縁シール /クリップx2
- High-quality heat sink made from aluminum, black anodized with laser engraving
- Stainless steel clips for easy installation
- High performance thermal pad included in delivery
- Self-adhesive protective foil for electrical insulation of the stainless steel clips included in delivery
kryom.2
■取付
M.2 SSDにkryoM.2 microヒートシンクを取付の手順です。
AquaComputer「KryoM.2 Micro」 のマニュアルはこちら
①絶縁シールをSSDの裏面に貼り付けます。
②サーマルパッドをSSD表面に貼り付けます。
③クリップをSSDの左右端近く差し込みます。
④ヒートシンクの一端をクリップの下に差し込みます。
⑤ヒートシンクの多端をクリップに押し込み固定します。
kryom.2 micro
■転送速度と温度
今回使用のSamsung 950 Pro SSDは温度80℃辺りから速度低下が予想されます。
ヒートシンク追加前後の転送速度と、ヒートシンクありの温度上昇測定結果です。
performance
temperature
■結果
M.2 SSDの速度低下はkryoM.2 microヒートシンク追加により回復しました。
mini-ITXなど厳しい環境条件でのM.2 SSDの使用時は転送速度測定が必須です。
今回のkryoM.2 microの金属製のクリップは固いので注意が必要かも..。

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