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■目的
z767m自作PCのSSDドライブが時折消える障害対策を行います。
■背景
z767mは第6世代i7-6700K CPU搭載でZ270 chip setの自作PCです。
時折SSDが消える障害が頻発するようになりました。
[現象]:SATAポートに接続のCrucial MX100 /SSDのドライブが画面から消えます。
[対応]:接続のSATAポート#を変更して解消したかに見えましたが再発です。
[要因]:SSDあるいはマザーボードのSATAポートが障害要因として推定できます。
[対策]:SATAからNVMe /PCIe接続 /SSDに交換でドライブ/接続ポートともに変更します。
「z767m自作PC (Ver.2)」 はこちら
■WD BLACK NVMNe
低価格化が進行もありWestern Digital社NVMe /PCIe /SSD /500GBに交換します。
WD BLACKは高性能カテゴリーのモデルになります。
Western Digital 「WD Black NVMe
SSD 2018」 はこちら
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Specification/500GB
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Seq Read /Write
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3,400 /2,500MB/s
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Ran Read /Write
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410 /330K IOPS
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Form Factor
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M.2 2280
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Interface
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NVMe Gen3 x4
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Endurance
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300 TBW
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■冷却フィン
一般的にNVMe/PCIe/SSDでは高温での性能低下が発生します。
高温回避のため今回は長尾製作所 SS-M2S-HS01ヒートシンクを使用します。
取り付けはシンプルです。
長
尾製作所 SS-M2S-HS01 のページはこちら
・ヒートシンクのシリコンパッドシールをはがしてSSDの放熱面に密着させます。
・付属の耐熱絶縁シール (オレンジ色)でヒートシンクをSSDに固定します。
■温度上昇
室温23℃における通常利用時の温度です。
ほかのSSDも全て冷却フィン装着ですが本製品はより高温です。
■転送速度
交換前のCrucial MX100比較のCrystal DiskMarkとコピー速度の実測値です。
[WD BLACK NVMe/500GB]
[MX100 SATA/500GB]
■結果
SATA/SSDをNVMe/PCIe/SSDに交換し障害は解消しました。
結果的にmax転送速度はREAD/WRITEともにMX100比較で5~6倍です。
発熱での性能低下は80℃以上で発生なので通常利用で44℃は許容範囲内か?。