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■目的
max80℃近い高熱のM.2/SSDをPCIeボードに移動して冷却します。
使用するのは独Aquacomputer社kryoM.2ボードです。
■環境条件
今回組み込むz767m自作PCの環境条件です。
z767m
自作PCのページはこちら
項目 |
モデル |
仕様 |
m.2/SSD |
Samsung 950 Pro 512GB
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PCIe3.0 /NVMe1.1 起動ドライブ |
Mother |
ASUS PRIME Z270M-PLUS
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PCIe3.0 x1 x16 |
拡張ボード
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Aqua Computer kryoM.2
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PCIe3.0 x4
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■kryoM.2
PCIe3.0x4拡張ボードにM.2/SSDスロットと冷却フィンを追加した製品です。
今回は映像のカット編集の連続処理で高熱による転送速度ダウンの回避が目的です。
購入先:AMAZON
aquacomputer
社「kryoM.2 PCIe 3.0 x4 adapter for M.2 NGFF PCIe SSD, M-Key with
passive heatsink」ページはこちら
エルミタージュ秋葉原「aqua comuter「kryoM.2」は、NVMe SSDの熱問題を解消できるのか」2016/10/03
*すでにNEWモデルが存在しますが今回はあえて旧モデルです。
■組込
ボード側に厚い方のサーマルパッドを張り付けてからM.2/SSDを取り付けます。
薄い方のサーマルパッドをヒートシンクに貼り付け、4本のねじで取り付ければ準備完了です。
マザーのPCIex4の拡張スロットを利用しますが、今回はx4がないのでx16スロットにします。
■HWMonitor
室温29℃におけるアイドル時の温度上昇です。
■結果
kryo M.2の冷却効果で、映像カット編集での転送速度低下を回避できました。
kryo M.2におけるM.2/SSDのアイドル温度上昇は標準実装の約1/4と効果絶大でした。
今回使用のマザーボードにはPCIex4スロットがないのでx16スロットを代用します。
kryo M.2ボードへのM.2/SSD移行に伴うOS/Driver/UEFIなどの変更はありません。