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■目的
自宅設置Webサーバに自宅でiPhoneからWi-Fiでアクセスできるようにします。
■自宅設置Webサーバ
GlobalネットワークからはDDNS経由でアクセスします。
Privateネットワークからのアクセスではhostsファイルを編集して名前解決します。
iPhoneだとhosts編集には脱獄や開発ツールが必要になり手間です。
今回は各デバイスのhosts編集に替えてProxy Serverのhostsを利用します。
■Proxy
Apache利用のWebサーバをProxy Server兼用にします。
CentOSなら/etc/httpd/conf/httpd.confを編集するだけでサーバーが有効になります。
以下はサンプルです。
なお、Webサーバの/etc/hostsファイルはあらかじめ編集しておきます。
# Proxy Server directives. Uncomment the following
lines to
# enable the proxy server:
<IfModule mod_proxy.c>
ProxyRequests On
<Proxy *>
Order deny,allow
Deny from all
Allow from 192.168.x <-アクセス制限 (x=0~255)
</Proxy>
ProxyVia On
</IfModule>
# End of proxy directives.
httpdサービスを再起動するとProxyサーバーが有効になります。
# service httpd restart
■iPhone
接続しているWi-FiをProxy経由にします。
これでiPhoneはProxy Serverのhostsで名前解決してWeb Serverにアクセスできます。
[設定] [Wi-Fi] [接続AP/i マーク] [httpプロキシ /手動]
[サーバ= Proxy ServerのIP] [ポート= 80]
■結果
Proxyにより、同じNetwork内のWebサーバへiPhoneからWi-Fiアクセス可になりました。
最近サイトのResponsive化の検証で増加のモバイル回線利用が不要になりました。
今回の方法はiPhoneに限らずPCやタブレットなど全てのデバイスで利用可能です。