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2023年1月 アーカイブ

2023年1月19日

PC-iPhone写真アクセス

■目的

PCで利用の画像の大部分がiPhoneの写真です。
PCからiPhone写真へのアクセス方法を見直し効率向上を図ります。

■写真転送

PCからiPhone の写真へは以下のようにいくつかアクセス手段があります。
今回USB接続エクスプローラ /フォト、Wi-Fi接続のNAS /Amazon Photosを試します。
Google Photo やiCloud Storageは容量不足解消で有料となるので候補外です。
  • Windows /エクスプローラ /USB接続
  • Windows /フォト /USB接続 
  • Qnap NAS /Qfile /Wi-Fi 
  • Amazon Photos /Wi-Fi
  • Google Photo, iCloud /Wi-Fi

■エクスプローラ

iPhoneをPCにUSB接続してWindows エクスプローラから写真にアクセスします。
USBメモリと同じ操作で写真にアクセスできるのでシンプルで効率的です。
  1. iPhoneをLightningケーブルを使ってPCにUSB接続したらiPhoneのロックを解除しポップアップ画面でPCからのアクセ スを許可します。
    またHEIC形式写真はiPhoneの「設定」「写真」「自動=on」でJPEGに自動変換します。
    iphone usb
  2. Windowsのファイルエクスプローラで PC\Apple iPhone\Internal Storage\DCIMにアクセスし、目的の月別フォルダまたは写真をコピーして利用します。
    iphone dcim

■フォト

iPhoneをPCにUSB接続してWindows フォトアプリで写真をインポートします。
インポート/保存した写真はフォトあるいはエクスプローラでアクセス可能です。
Microsoft サポート「iPhone から PC に写真やビデオをインポートする」
  1. iPhoneをLightningケーブルを使ってPCにUSB接続したらiPhoneのロックを解除しポップアップ画面でPCからのアクセ スを許可します。
    またHEIC形式写真はiPhoneの「設定」「写真」「自動=on」でJPEGに自動変換します。
    iphone usb
  2. Windows フォトを開いて、[インポート/iPhone]でiPhone内の写真がスキャンされるのを待ってインポート対象を選択します。[新しい xxの選択]あるいは[すべて選択]でまとめて選択が可能です。
  3. 選択したら[xxx項目の追加]をクリックし、[保存先フォルダー]を選択、[インポート]で転送開始です。デフォルトの保存先は「ピク チャ」ホルダーですが、変更、新規作成が可能です。インポート終了で保存先フォルダーから写真を利用できます。
    photo import

■Qnap NAS

iPhoneのQfileアプリにより写真をQnap NASへ自動アップロードでき、共有データとしてPCからアクセスできます。
なおアップロードのタイミングはWi-Fi再接続時になります。
Qnap「Qfile を使用した QNAP NAS でのファイルのアクセスおよび共有」
  1. AppStoreからiPhoneにQfileをインストールし、Qfileで[ホスト /ユーザ名 /パスワード]でNASにログインすると共有NASフォルダーが表示されます。
    qfile
  2. 左上の[メニューアイコン]クリックで管理画面にし、[自動アップロード]で設定画面を開いて宛先などの設定を行います。 設定完了で最初の転送開始となり、管理画面から[バックグランドタスク/自動アップロード]で転送を確認できます。 次回アップロードはWi-Fi再接続時自動開始となります。
    upload
  3. アップロード先フォルダーをネットワークドライブに割当て、ログインを含むエクスプローラからのアクセスをシンプルにします。
    network drive

■Amazon Photos

Prime会員なら容量無制限、一般会員なら容量5GBまで無償利用可能です。AppStoreからiPhoneにAmazon Photosアプリをインストールすると、サインインで自動アップロードが開始されます。人物や場所等のフィルターを利用でき検索が容易です。
Amazon Photosのサイトはこちら
  1. AppStoreからiPhoneにAmazon Photosをインストールし、[ユーザ名 /パスワード]でPhotosにログインすると自動アップロードが開始されます。
    amazon photos
  2. PCからPhotosサイトにアクセスし、デスクトップ用Photosアプリをダウンロード/インストールします。サインインしたら定期アップロードの写真フォルダーを指定して[終了]で初期設定終了です。
    デフォルトでPC内の「ピクチャ」フォルダーがアップされるので不要ならチェックを外します。
    photos for windows
  3. Photosアプリのホーム画面で[バックアップされた写真]クリックでブラウザから写真のダウンロードが可能です。
    Photos

■結果

  • 今回はUSB接続2方法と、ワイヤレスのNAS, Amazon Photosのアクセスを試しました。
  • エクスプローラはUSBメモリー同様の操作ですがPSの写真編集にはコピーが必要です。
  • フォトは毎回インポート操作を要求しますが写真バックアップ目的にも使えます。
  • NASはワイヤレス自動アップロード可で、編集済み写真を含めて保存が可能です。
  • Amazon PhotosもNAS同様ですが人物や場所等のフィルターの利用で検索が容易です。
  • アクセスとバックアップ/検索を考慮してNASおよびAmazon Photosを当面併用です。

2023年1月23日

iPhone /接種証明書コピー

■目的

マイナンバーカードがないとワクチン接種証明アプリを利用できません。
代わりに紙の接種証明書のコピーをiPhone Bookに登録し利用可能にします。

■PDF変換

紙の接種証明書をスキャナからPCに取り込み、下半分の証明書部分をPDF変換します。
以下はPhotoshop Elementsでの変換手順サンプルです。
  1. 紙の接種証明書をスキャナにセットし、PCのPhotoshopアプリを開いて[ファイル][読み込み]で読込画面から画像を取り込みます。
  2. [イメージ][サイズ変更/高さ50%]で不要部分をカットしたら、[ファイル][ファイル情報][基本]でドキュメントタイトルと作成者を入力します。
  3. [ファイル][別名で保存][ファイルの種類=Photoshop PDF]で変換/保存です。

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■Book

作成したPDFファイルはiPhone Bookに登録し利用します。
  1. 今回PDFファイルをメール添付にしてPCからiPhoneに転送します。
  2. iPhone側で添付ファイルを開き、[共有ボタン][その他/Book]を選択すると、添付ファイルはiCoud Driveに保存されBookライブラリに登録されます。Bookタイトルはファイル名と同じになるので必要なら変更して完了です。
  3. 利用の際はデジタルBookと同じく[book][ライブラリ/証明書]選択で表示可能です。

r737m


■結果

  • 接種証明書のコピーをiPhone Bookに登録し利用可能にしました。
  • 証明書はスキャナーでPCに取り込み、証明書部分をPDFに変換します。
  • 証明書PDFをメール添付でiPhoneに転送し、Bookライブラリに登録します。
  • 登録された証明書はiCloudに保存され、Bookアプリで表示できます。

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